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こんな疑問にお答えします。
この記事を書いている僕はキャンプ歴3年~の脱初心者キャンパー。
カメラ片手にソロキャンプを楽しんでいます。
関連:菖蒲ヶ浜キャンプ場でソロキャンプ、歩いて紅葉の竜頭の滝へ
国産高品質テントメーカーとして知られるアライテント。アライテントが展開するブランド「ライペン」の中でも特に人気なのがトレックライズ1です。
僕が初めて買った、「きちんとしたテント」がこのトレックライズ1でした。
トレックライズ1を選んだ理由は以下の通り。
- 丈夫で軽量かつコンパクト、つまり高品質であること
- 組み立てが簡単なこと
- サイズがちょうどいいこと
- アフターフォローがしっかりしていること
この理由で選んだトレックライズ1でした。まだ数回しか使用していませんがおおむね満足しています。
この記事ではトレックライズ1の購入を検討している方に向けて、購入後レビューをご紹介しています。買う前に最後まで読んでいただければ買った後の使用感をよりイメージしやすくなるでしょう。読まずに買ってイメージと違う!なんてことにならないよう是非最後まで読んでくださいね。
目次
トレックライズ1レビュー 良いところ
トレックライズ1を実際に使ってみて良かったところは以下の点です。
- 設営がとにかく簡単
- 居住空間が広い
- 軽く、収納時はコンパクト
こうして見てみると、買う前に基準にしていた点をほぼクリアしていることが分かります。
トレックライズ1は設営が簡単
トレックライズ1の設営は驚くほど簡単でした。写真で説明したいと思います。
まずグランドシート(別売り)を広げます。当初はグランドシートなしで使用していたのですが、底地が薄かったため不安になり追加購入しました。
グランドシートの上に本体を広げて、
ポールを差し込んでいきます。
トレックライズ1はスリーブが袋状になっているため、途中で引っかかったり抜けたりすることなく、するするっと入っていきます。これが設営が簡単な理由の一つですね。
二本とも差し込んだら立ち上げます。
ポールの先端はテント本体のハトメに差し込めばOK。これも簡単。ここまで出来たらフライシートをかぶせます。
フライシートもテント本体のバックルと簡単に接続できます。
四隅のバックルを繋げて、ひとまず形になりました。本来はこのあとガイラインとペグでテントを地面に固定しますが、風も穏やかなので省きました。本当は結露防止にもなるからやった方がいいんですけどね。写真を撮りながらでもここまで10分かかっていません。慣れれば5分以内で終わらせられます。
トレックライズ1は居住空間が広い
トレックライズ1は十分な居住空間を備えています。ソロでの使用ならまったく問題ありません。
トレックライズは0から2までラインナップされています。トレックライズ1は1~2人用。二人でも使用できますがかなりくっつきますね。荷物は前室か外や車、小屋の中に置くようだと思います。
スペースには十分な余裕があります。
トレックライズ1はコンパクトかつ軽量
トレックライズ1の重さと、収納時のサイズにも満足しています。ザックにもすっぽりとちょうどよく収まります。重さも片手で持てるくらい。徒歩キャンパーとしては軽い方がありがたいですよね。
トレックライズ1 重量、サイズ
重量:1460g
設営時:間口210cm×奥行110cm×高さ105cm (前室張出45cm)
収納時:30×φ14cm(42×φ14) フレーム38cm
トレックライズ1レビュー 良くなかったところ
前室が狭い
ちょっと前室が狭いかな~という印象です。靴を置いたらあとは何も置けません。雨が降ってるときの出入りもちょっと大変です。まあ居住スペースが広いので荷物は大体中にしまってしまいますからさほど問題でもありませんが、もうすこし広くても便利かなと思います。重量を軽くした場合にこの面積になるということでしょうか。
シームコートを自分で塗らなくてはいけない
トレックライズ1には防水用のシームコート剤が付属していて、説明書には、より良い防水効果を発揮するため使用前に必ず塗ってくださいと書いてあります。出荷前に塗ってしまうより寿命が長くなるからこういう仕様なのでしょうか。ちょっと面倒ではありますがテントが長持ちすると思えばなんてことない手間だとは思います。
アライテントで製造しているすべてのテントには、防水液「シームコート」が付けられています。
これは、テントの強度や、使いやすさを考えたときに、機械的なシームテープによる防水加工ではどうしても満足のいく防水性能を発揮することができないために、ユーザーの皆さんに防水加工を行なっていただくためです。
ユーザーの皆さんにとっては面倒な作業かもしれませんが、どうかご自分のテントをより完璧な状態で使用するためにご協力をお願いいたします。
トレックライズ1の特長
長辺側の出入り口
トレックライズ1の特長をご紹介します。トレックライズ1の特長のひとつが長辺側に出入口があること。
テントの入り口の位置は、そのテントがどういう特性を持っているかに関わります。トレックライズ1は無雪期の登山やキャンプ場での使用に向いていると言えます。
出入口が長辺側
出入りがしやすいが風に弱い。必要な設置スペースも広くなる。キャンプ場での使用が最適。
出入口が短辺
風に強く狭いスペースでも設置が可能。出入りは長辺側に比べると面倒。本格登山向き。
トレックライズ1はそもそも、「エアライズの出入り口を長辺側にしたものが欲しい」という声に応えて出来上がったモデルだと言われています。
『広い側に入口がある「エアライズ」が欲しい』という皆さんの声に応えるという目的が一番最初の開発目的です。
引用:アライテント
楕円型の出入り口
トレックライズ1の出入り口は楕円形をしています。これのなにが良いかというと、入り口がべろーんと垂れ下がらない、ということなんです。生地が地面に擦れて傷むことを防ぐ、開け閉めがスムーズになるという効果があります。
トレックライズ1 基本スペック
重 量
|
1460g |
サイズ
|
設営時:間口210cm×奥行110cm×高さ105cm (前室張出45cm) 収納時:30×φ14cm(42×φ14) フレーム38cm |
カラー
|
本体:クリーム フライシート:フォレストグリーン グランドシート:グレー |
素 材
|
本体:28dnリップストップナイロン (東レ「ファリーロ」中空糸使用) フライ:30dnリップストップナイロンPUコーティング シート:40dnナイロンタフタPUコーティング フレーム:NSL9フェザーライト(DAC社製) |
引用:アライテント
他の購入者の評判もチェック
ここからは、他の方の購入後の評判をチェックしてみたいと思います。
全体の傾向としては、
- 軽くてコンパクト
- 出入口が長辺にあるので出入りが楽
といった評判が多いです。
いくつかテントは持っていますが、値段、品質、重量、使い勝手などバランスが良いテントだと思います。
ザックを背負って行くキャンプでは、かならずこのテントを使っています。 収納サイズ、重量ともに文句なしです。
エアライズと悩まれる方もいると思いますが、一人で使うことと、出入りのゆったりさと、(どれほど違うか分かりませんが)ベンチレーターと出入口の位置関係で換気が効果的 などの理由でコチラを選びました。
徒歩で移動することが多い徒歩キャンパーや登山をする人にとって軽くてコンパクト、というのは何より大切です。
重量と収納サイズで評判がいいトレックライズはそんなユーザーにはぴったりと言えますね。
耐久性が高いという評判もあります。
登山用に購入。軽量、コンパクトだけでなく、耐久性も良いと思います。突風吹く雪の北アルプスの稜線から、海外の高峰まで使いましたが、文句ないです。アフリカの山岳ガイドが「これはどこのメーカーのテントだ!?」と欲しがってました。
耐久性も大切なポイント。Amazonでは1万円台で購入できる激安海外製テントもありますが、ひどいものでは購入時から穴が空いていた、なんていうことも。
キャンプや登山時のテントはいわば家。家に穴が空いてしまってはまったく落ち着かないですよね。
せっかくのキャンプを快適に過ごすためにも耐久性の高いテントをチョイスしたいものです。
テント内はこんな感じで!トレックライズ1は1~2人用なので、1人だと荷物置き場にも困らず、テントのアーチもかなり大きいのでデッドスペースができにくく居住性抜群♪ pic.twitter.com/xru8MipaIA
— 海ノ真@9/28岸田川崎 (@kainoshinmk2) August 13, 2019
テント内の居住性も良いという評判がありました。
反対に、悪い評判もちらほらと見受けられます。
具体的にどこがどう悪いのか、自分のスタイルにとってはどうなのか、チェックしてみましょう。
雨漏れの対策を自分でやるのが面倒、ファスナーがかみやすい。フライシートの性能がいまいち。
雨漏れの対策が必要というレビューがありました。
どういうことかというと、アライテントのトレックライズは購入後に自分でシームコートという防水用の専用液を塗る必要があります。
より良い防水性能を発揮するために、必ず付属の防水液「シームコート」による防水加工を取扱説明書に従って行なって下さい。
ただこのシームコート塗り、特に難しい作業ではありません。テントを広げて塗るだけです。
テントを長持ちさせるため、と思ってちゃちゃっと済ませてしまえばOK。
少しだけ欲を言うと、雨天時の調理を想定する場合に、あとちょっとでも前室が広ければ。と感じました。
前室の広さがやや不足、という意見ですね。ここは僕も同意見ですが、軽量・コンパクトが主旨のテントなので、ここはやむを得ませんね。
同じアライテントから、前室が広い「オニドーム」というテントも出ているので前室の広さが欲しい方はこちらも検討してみては。
参考:アライテント オニドーム ユニークな形状にはどんなメリットがあるのか?
トレックライズとエアライズ、なにが違う?
同じアライテントの製品であるトレックライズとエアライズ、さらに同じくらいのスペックのモンベル ステラリッジテントを比較してみたいと思います。
重さ、設営時の大きさ、収納サイズ、価格を比べてみました。
アライテント トレックライズ1 |
アライテント エアライズ1 |
モンベル ステラリッジ1型 |
|
---|---|---|---|
外見 | |||
設営サイズ 間口×奥×高(cm) |
210×110×105 | 100×205×100 | 90×210×105 |
収納時サイズ | 本体30×φ14cm(42×φ14)フレーム38cm | 本体29×14φcm、フレーム38cm | 本体29×13.5φcm、フレーム41cm |
重量 | 1460g | 1360g | 1340g |
本体素材 | 28dnリップストップナイロン | 28dnリップストップナイロン | 10dn高強力ポリエステル |
フロア素材 | 40dnナイロンタフタPUコーティング | 40dnナイロンタフタPUコーティング | 30dn・バリスティックRナイロン・リップストップ |
フライ素材 | 30dnリップストップナイロンPUコーティング | 30dnリップストップナイロンPUコーティング | 20dn・バリスティックRナイロン・リップストップ |
ポール素材 | NSL9フェザーライト(DAC社製) | NSL9フェザーライト(DAC社製) | 7001超ージュラルミン |
価格 | 42,200円(税抜) | 39,000円(税抜) | 27,500円(税抜) |
ランキング風にまとめてみますと・・・
- 広いのは・・・トレックライズ
- コンパクトなのは・・・ステラリッジ
- 軽いのは・・・ ステラリッジ
- 丈夫なのは・・・トレックライズ、エアライズ
- 安いのは・・・ステラリッジ
といったところでしょうか。
この結果から見るに、トレックライズはキャンプやバックパッキング用、エアライズ、ステラリッジは登山用と分けることが出来そうです。
トレックライズ1はソロキャンパーにおすすめ!
トレックライズ1を買って実際に使っていますが、良い買い物をした、選んでよかったと思っています。
トレックライズ1のいいところ
- 丈夫で軽量かつコンパクト、つまり高品質であること
- 組み立てが簡単なこと
- サイズがちょうどいいこと
- アフターフォローがしっかりしていること
安くていい商品があるのも分かっていますが、やはりしっかりとしたテントを使い込んでこそ愛着も湧くというもの。安かろう悪かろうで銭失いをするよりは、一生使えるテントを思い切ってバシっと買うのが、キャンプや登山を長く楽しむ秘訣の一つだと思います。
トレックライズ1はよく出来たテントだと思います。テント選びに迷っているなら、買って間違いないと思いますよ!
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