ダッチオーブンのサイズ選びに迷ったら！コールマンの10インチを使用した感想と体験談

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ダッチオーブンのサイズは、6インチから16インチまで幅広いラインアップが販売されています。

それぞれ適した人数や料理があり、用途に合わせて選びたいもの。

そりゃそうですよね。

普段使う鍋が大きすぎたりしても、まあなんとか使いまわすことが出来ると思います。が、ダッチオーブンは基本的にはキャンプやバーベキューで使うもの。

サイズが合わない！なんてことになったらもう日の目を見ることはなくなりそうです。

僕がダッチオーブンを初めて買ったのが4年前ほど。

それから少なくとも30回くらいはバーベキューやキャンプでダッチオーブンを使用してきました。そんな僕が使用しているダッチオーブンはコールマンの10インチ。

10インチのダッチオーブンって本当にちょうどいいサイズ感で、ソロキャンプでも8人くらいの大人数でも大活躍してくれました。

コールマンのダッチオーブンの魅力とは？

コールマンのダッチオーブン10インチがサイズ的にぴったりだったのは、やはり丸鶏！

収まりもよく、壁面とも適度は距離があり皮はぱりっと、中はふっくら仕上がりました。

8インチダッチオーブンはソロキャンプにピッタリです！

実際に使ってみた感想をこちらの記事で詳しく説明しています。

この記事では、ダッチオーブンのサイズ選びの基本やシーンに合わせた選び方を紹介しています。

ダッチオーブンのサイズで迷っている方はぜひ最後まで読んでみてください。自分にあった一台を見つけられますよ！

２～４人におすすめ！ローストチキンならコレ！

管理人おすすめのダッチオーブンについてはこちらで紹介しています！

ダッチオーブンと相性抜群の焚き火台はこれ

ダッチオーブンのサイズと適した人数

自分に合ったベストなサイズを見つけるために、まずはダッチオーブンのサイズと人数についておさらいしてみたいと思います。

8インチ、10インチ、12インチ　分かりやすく言うと？

ダッチオーブンのサイズは8インチ、10インチ、12インチが一般的です。

中には16インチというビッグサイズもありますが、あまり使う機会もなさそうなので今回は除外。

さてさて、ダッチオーブンのサイズは通常インチで表記されています。

インチで言われてもちょっとピンとこないですよね。

• １インチ＝２.５４センチ
• ８インチ＝２０.３２センチ
• １０インチ＝２５.４センチ
• １２インチ＝３０.４８センチ

• リンゴの幅は約10cm
• 500mlペットボトルの高さが約21cm
• A4の紙の長辺が約29cm

実際に8インチと10インチを並べてみた

以前からずっと使用していたコールマンの10インチに加え、同じくコールマンの8インチダッチオーブンを購入しました。

そこで、8インチと10インチを並べてみるとどうなるのか、実際にやってみました。

サイズ感が分かりやすいようにリンゴを中に入れてみましたがいかがでしょうか。

8インチにはリンゴが二つでピッタリ、10インチにはリンゴが5つ入り、中央には余裕がある、といった状態になりました。

ダッチオーブンの各サイズに具体的に何が入る？

各ダッチオーブンメーカーのサイズ感に関する記載を抜粋してみました。

各メーカーともダッチオーブンのサイズのイメージは同じとみて良さそうですね。

中に入れることの出来る食材の大きさのイメージはこういう感じかな？

8インチ：1～2人/リンゴ丸ごと２つ

ソロキャンプにもオススメな8インチはリンゴ2～3個分くらい。

こちらはコールマンの8インチ。焼きリンゴにぴったり！

こちらの記事では実際に8インチのダッチオーブンで料理したときの様子をご紹介しています。骨付きモモ肉だと一枚、アップルパイだと一人分が適量でした。

ユニフレームからも8インチのダッチオーブンが販売されています。お手入れ簡単な黒皮鉄板です。

関連：ユニフレームのダッチオーブン｜特徴や他ブランドとの違いを解説

10インチ：2～4人/丸鶏がすっぽりおさまる

オーソドックスなサイズとして人気のある10インチ。コールマン、ロッジ、スノーピークなど各ブランドから販売されています。

サイズ感としては丸鶏がぴったりです。

2～4人での使用が最適！

ダッチオーブンのサイズ選びに迷ったら！コールマンの10インチを使用した感想と体験談

スノーピークの和鉄ダッチオーブンも10インチ。

大きな魚が丸々一尾入るのでアクアパッツァもばっちり。

関連：スノーピーク 和鉄ダッチオーブン26｜特徴や使い方について

１２インチ：4～6人/丸鶏プラスアルファまでOK

12インチはかなり大き目な印象を受けます。丸鶏をいれ更に野菜もゴロゴロと入れられる大きさ。

5人以上で使いましょう！コールマン、ユニフレーム、ロッジ、SOTOなどから販売されています。

コールマンのダッチオーブンの魅力とは？

ユニフレームのダッチオーブン｜特徴や他ブランドとの違いを解説

SOTO ステンレスダッチオーブン｜特徴や使い方について解説

ロッジ ダッチオーブン｜特徴や他メーカーとの違いを解説

ダッチオーブンのサイズ毎に適した人数はどれくらい？

使用に適した人数をまとめてみると、

といった具合になると思います。

ただまあ上記の人数は目安だと思ってください。

実際僕が大人数で使用したときは6,7人の集まりで10インチを使用しましたが、物足りないということにはなりませんでした。

他の料理も用意しておけばそれでOKです。

ダッチオーブンは10インチがちょうどいい

僕としてはダッチオーブンのサイズは10インチを選んでおけば間違いないと思っています。

キャンプやバーベキューに行くときってだいたい3～5人くらいが一番多いのではないでしょうか？

となると上記までのサイズ感や適した人数からも10インチがベストと言えるのではないかと。

確かに、ユニフレームのコメントには、
「12インチは大きめの鶏や丸ごとのカニもOK！」

とあります。が、実際はどうでしょう。普通にスーパーで買った丸鶏で作ったローストが下記の画像。ダッチオーブンのサイズは10インチです。

むしろ10インチでぴったりじゃないですか？

これ以上大きいと鍋肌と丸鶏が遠すぎて皮目に焼き色がつかないと思います。

ダッチオーブンで丸鶏のローストを作るレシピはコールマンのダッチオーブンで丸鶏のローストチキンを作ろう！キャンプ当日までの準備、レシピ、作り方を公開！で紹介しています。

こちらはダッチオーブンでパンを焼いた時の様子。サイズは同じく10インチ。

この時のパンの分量は、レシピサイトの分量通りで丸パン8個分。（生地がくっついちゃって5個ですが）

パン生地と鍋肌が良い感じの距離感で、側面も上部もキレイに焼けています。

ダッチオーブンでパン作りのレシピはコールマンのダッチオーブンでパン作り！初心者でも出来たレシピを画像多めで紹介で紹介しています。

このほかご飯を炊いたときも何回かありますが、3合分がちょうどいい量でした。これより少ないと火加減が難しくなりそう。

定番の鋳鉄ダッチオーブンならコールマン↓

洗剤OKでお手入れが楽なのはステンレスダッチオーブン↓

お手入れ簡単で頑丈な黒皮鉄板ならユニフレーム↓

ダッチオーブンの大は小を兼ねるのか

確かにその通りです。12インチのダッチオーブンがあれば丸鶏だってパンだって焼くことは可能。

しかし！
キャンプにおいて「大は小を兼ねる」は落とし穴！

どういうことかって？

まずですね、大きいダッチオーブンは重いです。

10インチと12インチはなんと4ｋｇも差があります。2Lのペットボトル2本分。

えっ、車で持ってくから関係ないって？

キャンプ場の駐車場からキャンプサイトまで車が乗りいれらるとは限りませんし、ダッチオーブンの調理中だって、なにかとダッチオーブンを持ち上げたり移動させたりするものです。

2,3人でやるのに12インチしかないから12インチを使うとなると、4kg分無駄に疲れることになります。

大きさに理由があるなら別にいいんですよ。大人数だから絶対12インチじゃなきゃ足りない！っていうなら全然OK。

大きいと洗うのも大変

ダッチオーブンは使用後のお手入れが肝心。お湯で汚れを洗い流し油を塗り込んで加熱することで、ダッチオーブンを長持ちさせます。

ダッチオーブンのお手入れ方法についてはこちらの「ダッチオーブンは使用後が肝心！正しい洗い方、お手入れ、保管方法をマスターしよう」をご覧ください。

この使用後のメンテナンス、結構しんどい！

重たい鉄の鍋を手でごしごし洗うのは一苦労です。

油を塗り込むのも、内側だけじゃなく外側も、もちろん蓋の裏表もやります。

10インチでさえ大変だな～って感じなのにさらに大きい12インチとなればもっと大変！

買う前に、その点だけは覚悟しておいた方がいいかもしれません。

ソロキャンプには６～8インチがおすすめ！

ソロキャンプだとそんなに大がかりなことはしたくない。でも美味しい料理は食べたいしダッチオーブンが使えたら最高！

ただ、大きいダッチオーブンを持って行ってしまうと、作る量と食べる量が見合わないんですよね。僕もソロキャンプにコールマンの10インチダッチオーブンを持って行ってしまい、作りすぎてしまったことがあります。

そんなときは６～8インチの小型ダッチオーブンがおすすめです。僕も最近購入しよく使っています。

このサイズ感ならかさ張らないし、片付けも楽。作りすぎてしまって食べきれない、ということもありません。

一人用の小型焚き火台にもちょうどよく収まっています。

小型のダッチオーブンを取り扱っているブランドはコールマン、キャプテンスタッグ、ユニフレーム、ペトロマックスなど。

実際にコールマンの8インチダッチオーブンを購入した人の口コミをチェックしてみましょう。

こちらの方が仰っているSOTOの網はおそらくこちらのことだと思います。

網がないと焼きものを調理するときに困りますので、網は買っておいた方が良さそうです。

サイズを買い足してスタッキングするのもアリ

そんなあなた、嘆く必要はございません。

ダッチオーブンは重ねて使うことが出来るのです。これぞダッチオーブンの秘技と言ってもいいでしょう。

どういうこうとかと言うと、こういうことです。

画像引用元：DESIGN MOM

ダッチオーブンの堅牢性を存分に活かした調理法です。

下のダッチオーブンの蓋に置いた炭が、上のダッチオーブンの下の熱源になっています。

上のダッチオーブンの重さが下のダッチオーブンに加わるので圧力鍋のような効果も生まれます。

もしサイズが自分のスタイルとマッチせず、二台目を購入したとしたら是非試してみてください！

僕も友人とダッチオーブンを持ち寄って、「ダッチオーブンのスタッキング」をやったことありますがかなりインパクトありますよ！

ダッチオーブンのサイズ選びは慎重に

ダッチオーブン選びのポイントは結局のところどんなシチュエーションでダッチオーブンを使用したいのかはっきりさせておく、ということが一番大切だと思います。

みたいな考えだと、中途半端なサイズ選びになってしまいそうですよね。

思い切ってまずは大人数の時だけやる！

と決めてまずは10インチ、楽しくなってきて自分一人の時も使いたいなって思えば8インチのダッチオーブンを買うと。

そんな感じがいいのではないでしょうか。

「大は小を兼ねる」はオススメしませんよ～！

僕は10インチのダッチオーブンを引っ提げて北海道や中部地方へソロキャンプの旅に出ましたがまあ重くて大きくて辛かったですから。

自分にあったダッチオーブンをしっかり選んで購入してください！

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