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キャンプで過ごす夜、疲れた身体をゆっくり休めるにはぐっすり眠ることが一番です。
快適に眠るために大切なのがシュラフとマット。
僕はサーマレストのプロライトプラスというマットを使用しています。
空気入れ不要の自動膨張式(インフレータブル)、しっかりした厚みのあるマットで、寝転がったときの心地も抜群。
収納時のサイズがちょっと大きめなのが気になる点。
その点差し引いてもおすすめ出来る優れたマットだと思います。
この記事では、サーマレストのプロライトプラスについて実際に使用した感想をもとに使い心地や収納時の様子、膨らませ方・たたみ方、お手入れの仕方を紹介しています。
検討中の方は実際に使うシーンをイメージしながら、自分のキャンプスタイルに合っているかチェックしてみてください。
僕がサーマレストのプロライトをおすすめ出来るのは以下のような場合です。
こんな人におすすめ!
- 寒い時期にもキャンプをしたい
- デコボコした場所でも快適に眠りたい
- リュックに収まるサイズがいい
- 丈夫なマットが欲しい
逆に、最低限の厚みがあればいい、整地されたキャンプ場にしか行かない、小さくて軽いものが欲しいという場合にはオーバースペックかもしれません。
いわゆるクローズドセルタイプのものがいいでしょう。
それではサーマレスト プロライトプラスについて紹介していきます!
キャンプ初心者の方におすすめの記事はこちら!
【ソロキャンプ初心者向け】必要なキャンプ道具10選
目次
サーマレスト プロライトプラス|使ってみたメリットとデメリット
サーマレストのプロライトプラスについて、実際に使ってみたメリットとデメリットをご紹介します。
ざっくりと挙げてみると・・・
メリット
- 寝心地は抜群に良い
- 地面がデコボコ、砂利の上でもOK
- 断熱性が高いため寒い季節も使える
- 膨らませるのも簡単
デメリット
- 収納時のサイズが大きい
- 本体が重い
- 価格が高め
といった感じになります。詳しく見ていきましょう!
地面が砂利、小石程度でも快適に眠れる
サーマレスト プロライトプラスは厚みが3.8mmもあり、大概のデコボコなら吸収してしまいます。
そもそもなぜマットを使う必要があるかと言えば、固い地面、デコボコした地面の上でも快適に眠るため、ですよね。
そう考えるとどれほどの凹凸を吸収してくれるのか、という点は非常に大切です。
僕が以前使用していたのは、Amazonで購入した安い銀マットでした。厚さは1cmに満たないくらいです。
安くて軽いというメリットもあったのですが、いかんせん薄いため寝心地が悪い。砂利や小石が下にあると体にもろに感触が伝わってくる。断熱性も低いため冬場は地面の冷たさが応える・・・
その点、サーマレストのプロライトプラスは優秀です。
多少の砂利や小石程度ならまったく気になりません。これはかなりありがたいです。
キャンプ場は整地されているとはいえ少なからず砂利、小石、小枝が落ちています。それをひとつ残らず除去するのも一苦労。そんな手間はかけたくないですよね。
表面が滑らないから寝心地がいい
プロライトの表面はポリエステル製。触ってみると滑りにくくなっていることに気が付きます。
そのおかげでマットのうえで寝転んでいてもツルツルせず、安定した体勢を保つことが出来ます。
断熱性が高く冬でも使える
プロライトプラスは断熱性が高く、冬のキャンプでも活躍します。
マットの断熱性能は「R値」という数値で表現されます。物質の熱の伝わりにくさを表す数値で、R値が高いほど熱を通しにくい、ということになります。R値は物質の厚みと熱伝導率で決まります。
プロライトプラスのR値は3.4。馴染みのない数値なのでいまいちピンときませんが・・・目安としては外気温が5℃程度だと快適に使用できるとされているようです。
格安マットにはR値表記のないものも
プロライトプラスのR値を他の製品と比較してみようと思い、Amazonで安いマットを検索してみました。
すると、格安のマットにはR値の表記が見当たりません。
商品説明やレビューから暖かさや寝心地を推し量るしかないようです。
ただレビューって、使った時の状況がそれぞれ異なるわけですから、目安にしかならないんですよね。
そんなときに、プロライトプラスのように「R値」としてはっきり数字にしてくれると分かりやすいなと思うわけです。
もちろん安いマットにはそれ相応の価値があると思っています。緊急時の備えのため、急な泊り客のためなど用途は様々ですからね。
本格的なキャンプに持っていく場合は、R値を参考にするのがオススメですよ、ということでした。
簡単に膨らむ
プロライトプラスは簡単に膨らみます。
プロライトプラスは自動膨張式と呼ばれ、バルブを開けておけば自動で空気を含んでいきます。
もし膨らみが足らないようなら、自分で空気を入れることももちろん出来ます。僕の場合は大体待っていられなくて自分で吹き込んでしまいますが。
それでもかなり簡単に膨らませることが出来るのでこの点も気に入っています。
ここまではプロライトプラスのメリットについてお伝えしました。
これからは反対にデメリットについてお伝えしたいと思います。
収納時のサイズが大きい
収納時のサイズは大きいなと感じました。
プロライトプラスの収納時サイズは以下の通り。
- Sサイズ:28×10cm
- Rサイズ: 28×12cm
- Lサイズ:33×13cm
僕が使用しているのはRサイズです。
車やバイクに積んで持ち運びするなら十分すぎるほど小さいと言えますが、いかんせんバックパックに詰めて徒歩移動の僕としてはやや大きいなと。
他の道具たちと並べてみると大きさがよく分かります。バックパックが大容量なので入りますが、もう少し小さくても良かったと思っています。
参考:【おすすめソロキャンプ道具】僕が実際に使用している道具を紹介!
重量も重め
収納時サイズと同じような感想になりますが、重さも、重い。
- Sサイズ: 450g
- Rサイズ: 650g
- Lサイズ:880g
確かに重いのですが、重さは寝心地、暖かさとトレードオフだと思っています。
丈夫で寝心地が良く暖かい代わりに、重く大きくなってしまうということですね。
価格も高い
結局これも性能が良いため仕方がないという話しではありますが、やはり高いなぁと思いました。
プロライトプラスはメーカー価格だと以下の通りのお値段です。
- Sサイズ: ¥12,000+税
- Rサイズ: ¥14,000+税
- Lサイズ:¥17,000+税
アマゾンの格安マットと比べるとかなりの価格差がありますよね。アマゾンだと大体3000~5000円あたりで、キャンプ・登山用のマットが買えてしまいます。当然、品質には大きな大きな差があるのも承知しています。
僕の場合は何度もキャンプに行っていて、これからも行くであろうこと、もっと快適に過ごしたいという欲がしっかりと感じられたことからこの値段でも買う気持ちになりました。
バルブを開けば勝手に膨らむ自動膨張式
ここからはプロライトプラスの使用方法、お手入れや保管についてご紹介します。
プロライトプラスは自動膨張式。バルブを開いておけば勝手に膨らみます。勝手に膨らみますが、膨らみが足りなく感じるかもしれません。その場合は自分の口で空気を吹き込みます。自動膨張の分と合わせれば一分もかからずパンパンになります。
使う前の注意!
プロライトプラスは初めて使用する前にあらかじめ一度空気を吹き込んで膨らませ放置します。出荷前のマットは長期間折りたたまれた状態で保管されているため、膨らみにくくなっているためです。キャンプに持っていく日までに事前の準備を済ませておきましょう!
サーマレスト プロライトプラスのレビュー
プロライトプラスのレビューを集めてみました。
全体の傾向としては、
- 暖かさは十分
- 寝心地も良い
- 収納時サイズが大きい
という意見が多くみられました。
インフレーターマットとしてはイスカのピークライトマットレスを使っていますが
冬、特に雪上で寝ると背中が寒いので、クローズドセルのZ-Liteをさらに下に敷いて使用していました。
しかし、マイナス20度ともなるとそれでも背中が寒いので、イスカの代わりにこれを使用してみたくて購入しました。
結果、イスカのとは比較にならないぐらい背中の寒さが無くなりました。
またイスカは表面がスベスベしていて滑りやすいですが、このモデルはややグリップする生地です。
厚さも増しているので寝心地もいいですね。
発熱してるんじゃないか、っていうくらい熱を持ちます。素晴らしい。
ザックの場所を取るかな?と思って、返品したので星3つで・・・
商品は良いものでした。 もっとコンパクトな大きさが欲しかったので、意外と大きかったです。
サーマレストのマットは4つのカテゴリーに分けられる
画像引用元:サーマレスト PHOTO | BEN MATTHEWS
サーマレストのマットには全部で4つのカテゴリーがあります。
- 軽量コンパクトなファスト&ライト
- 快適・軽量・コンパクト トレック&トラベル
- 快適な眠りを求めるあなたへ キャンプ&コンフォート
- 丈夫でシンプル クローズドセルマットレス
の4つのカテゴリーから、自分のスタイルにあったマットを選ぶことになるわけですね。
プロライトプラスはファスト&ライトシリーズに含まれています。
ファスト&ライトシリーズは、軽量に、そしてコンパクトに収納できるエアー式と自動膨張式マットレスのシリーズです。
軽さと収納性を重視する登山者やクライマーにおすすめのシリーズです。
軽量かつコンパクトがコンセプトになっています。キャンプのほか登山でも使用可能な本格的なシリーズです。
トレック&トラベルは快適さ、軽量さ、コンパクトさの最適なバランスを追及したマット。キャンプの他、バックパッキングのお供にも◎
とにかく快適に眠りたい!という方はキャンプ&コンフォートがおすすめ。収納時のサイズは大き目ですが寝心地は抜群でまるで自宅のベッドのよう。
いわゆる銀マットといえばこちらのクローズドセルマットレスから。軽く暖かで安価。入門用に最適です。
プロライトプラスは女性用サイズもある
サーマレストのプロライトプラスには女性用サイズも用意されています。
レギュラーと異なる点はサイズだけではありません。レギュラーよりも暖かく感じるよう工夫が施されています。
冷えを感じやすい背中や足元の肉抜きを少なくし、コンパクトな収納性はそのままに断熱性をアップしています。
ただ、コンパクトかどうかは意見が分かれそう。こちらはAmazonに寄せられていた、実際にプロライトプラス女性用を購入した方のレビューです。
あまりコンパクトではありません
まず、フォローしますと、普通に使う分にはコンパクトです。重量も収納袋込みで実測538gなので昔のサーマレストを考えれば軽いです。
そして寝心地も良いです。
ですが、ちょっと消極的な見出しなのは、このモデルを選んだ当初の理由にあります。
今回装備のコンパクト化を図るにあたり、通常よりも短いモデルを選べばいいのではないかと思いました。
しかし実際に手にしたところ、15年くらい前のモデルと大きさはほとんど変わらないのです。
重量は二割以上軽くなっているのですが、収納時の直径が12cm→11cmなのです。そもそもZORのマットを近所の店でみて軽さと小ささに驚いたものの、生地の薄さが気にかかり、こちらの商品を取り寄せたのです。よく説明を見ると、この商品は通常モデルよりも短いにもかかわらず、重量は同等で、その分断熱性能に優れているという特徴があるのです。ですから寒い時期に特にその性能を発揮するモデルなのですね。
今までと大きさは変わらないが、軽くなったうえに断熱性能が上がったといえば、今回の買い物は「成功」なのかな?
ちなみにバイクキャンプで主に使用します。
女性用のサイズ、スペックは以下の通りです。
大きさ 51×168cm
重量 640g
厚さ 3.8cm
収納サイズ(長さ×直径) 28×12cm
R値 4.2
上記のレビューでは収納時11cmとありますが公式サイトでは12cmとあります。
どちらにせよあまりスリムとは言えませんね。
車で移動する方はいいとして、バイクや徒歩の方は注意が必要です。
快適に眠りたいならサーマレストのプロライトプラスがおすすめ!
キャンプで快適に眠るための道具、サーマレストの自動膨張式マット「プロライトプラス」についてご紹介しました。
こんな人におすすめ!
- 寒い時期にもキャンプをしたい
- デコボコした場所でも快適に眠りたい
- リュックに収まるサイズがいい
- 丈夫なマットが欲しい
値段も高めだし割とサイズも大きいしで、万人におすすめ出来るかというとそんなことはありません。
しかし、温かさや寝心地を求める人にとっては最適です。
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