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この記事では、ファイントラックが製造・販売しているテント、カミナドームの特長や注意点についてまとめています。最後まで読んでいただければ他のテントとカミナドームの違いが分かり、テント選びの参考になります。
ファイントラックは2004年、神戸の住宅街の一角でスタートしました。山岳用のウェアの開発からスタートしたため、繊維素材や縫製技術に対するこだわり、レベルの高さは折り紙つき。カミナドームが発売されたのは2016年のこと。ウェア作りで培われた技術や知識が盛り込まれた、「あきらめないテント」として最高レベルのテントとして人気を得ています。
これまで蓄積してきたノウハウと日本の最先端の繊維技術をフルに活かした、フルスペック、4シーズン対応の山岳テントです。
そんなカミナドーム、オススメしたいのはこんな場合。
- 山岳地帯でのテント泊に挑戦したい
- バックパッキングのための軽量、頑丈なテントがほしい
- 長く使えるテントが欲しい
日本生まれの高品質テント、カミナドームについて解説していきます。
カミナドームの特長|最高レベルの軽さと小ささ
カミナドームの特長は以下の点が挙げられます。
- 最高レベルの軽さ:1人用の総重量1280g
- 優れた収納性:収納時は長方形になりパッキングしやすい
- 独自技術により高められた耐久性:イザナステープ使用
- クロスポール型自立テント:安定感に優れ設営が簡単。設営場所を選ばない
- ダブルウォール型:雨風に強い、結露しづらい
- 入り口が長辺側にある:出入りが楽、前室を広くとれる
カミナドームは、日本の山岳環境で真価を発揮するテントです。日本の山はヨーロッパやアメリカと比べ風が強く雨が多いと言われています。そんな環境でも思う存分使い倒せるよう、強度、耐風性には特にこだわりが込められています。
優れた強度と耐久性、広く快適な居住空間を兼ね備えたストレスフリー仕様でありながら、群を抜くコンパクト性と最高レベルの軽量性を実現。「日本の山岳環境で思う存分に使い倒せるテントが欲しい」。そう切望したfinetrackならではのアプローチです。
こだわりの国産素材とハイレベルな縫製技術
カミナドームのフライシート生地に使われているは、厳選された国産の素材。引き裂きに強いリップストップ生地です。
リップストップとは?
引き裂き、破れに強いリップストップ生地。ベースの生地を碁盤状に編み込まれた補強糸が生地の破れが広がることを防いでくれます。
生地のベースは15デニール、補強糸は40デニール。厳選した国産の素材を使用しています。
ファイントラックのカミナドームが他と違うところは、生地の緻密さ。15デニールのベース生地に40デニールの補強糸を入れるというのはかなり難しいのだそう。カミナドームはこれを実現することで軽さと耐久性の両立を図っています。そしてこの技術は日本の限られた工場でしか不可能。ファイントラックが国産にこだわる理由がここにありました。
同じようにインナーテントの生地は7デニールのベースに30デニールの補強糸。また、超軽量の生地を使用するためにイザナスという、最高レベルの強度を誇る繊維を使用しています。イザナスをテープ状に加工し、張力のかかる場所に張り巡らせることで、骨格の役割を果たし、軽量と耐久性を高次元で両立することに成功しています。
頭の上の空間が広いため快適に過ごせる
高い強度と軽さを誇るカミナドームですが、居住性もしっかりと考えられています。
- 長辺側に入り口を作ることで出入りが楽、前室が広くなる
- 入り口部分を低くし出入り時のストレスを軽減
- 凍結や砂に強いビスロンファスナー
- オールシーズン対応のフルレングスシート
- 夏場の換気や通気性を高めるメッシュ窓
特に注目したいのが、弾性の異なる異径ポールを使用し天頂部を広くしている点。緩やかにカーブを描くことで球体に近い形状になり、座ったときの圧迫感が軽減されています。
■入り口が長辺にある場合のデメリット
テントの入り口が長辺にある場合、メリットもありますがデメリットもあります。
- 設営場所を選ぶ
- 風に比較的弱い
- 冬場は中の熱気が逃げる
画像のように混雑したテント場だと、入り口が短辺に合った方が設営しやすいし出入りもしやすくなります。
風が強い時も、入り口は風下に向けた方がいいとされていますが、そうすると風を真横で受ける形になります。
カミナドームは比較的高価だがそれに見合った性能はある
カミナドームは他の国産山岳用テントと比べても比較的高価です。
ファイントラック カミナドーム1 | 55,000円 |
---|---|
アライテント エアライズ1 | 39,000円 |
モンベル ムーンライト1型 | 22,000円 |
メーカー表示税抜き価格
しかし、独自技術がふんだんに盛り込まれ、高い技術を持つ日本の工場で生産されているため品質は確か。値段に見合うだけの価値はあると言えます。
テント場で被る
カミナドームは日本の山岳環境用に開発されたテントなだけあって、日本国内の登山者からは高い人気を得ています。そのため、テント場ではカミナドームを使っている人が沢山いることも。
ありがとうございます☺
ファイントラックのカミナドーム2です。
軽量が魅力で選びました✨
初めてのテントなので比較できませんが、設営も簡単で居心地良くて気に入ってます🎶
ただ、被り率は高いです笑 pic.twitter.com/5FDZRfXVDs— ヤキソバ (@tamako5612) June 16, 2019
テン場、見渡す限りカミナドームだ pic.twitter.com/dcmB3w0jUe
— こいまる (@koimaru7) July 15, 2018
被ってしまうと自分のテントがどれか見失わないようにしなければいけませんし、他人に間違えられないような工夫が必要かもしれません。
しかしこれだけ多くの人が使用しているということはそれだけ信頼されているとも言えます。多く製品が出回っていればそれだけ代替品の入手も簡単になりますから一概に悪いとは言えませんね。
まとめ カミナドームは本格登山するなら心強い
ファイントラックのカミナドームについて解説してきました。素材や縫製技術にこだわり、軽量かつ耐久力のある高品質テント、それがカミナドームです。
- バックパッキングを行う上で軽量で頑丈、信頼できるテントが欲しい
- 本格的な登山に挑戦する
- 高価でもいいから最高品質の製品を使用したい
このようなニーズにはカミナドームは見事に応えてくれるのではないでしょうか。
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