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ピザ生地から手作りするレシピを知りたい!
ダッチオーブンでピザを焼くレシピをお探しですか?
この記事の中ではダッチオーブンを使用したピザ焼きのレシピ、生地の作り方、必要な道具などを、実際に焼いたときの写真を交えながらご紹介しています。
ダッチオーブン料理の醍醐味といえば強い火力で焼き上げるオーブン料理と、大人数で楽しめるパーティ料理を作ること!まさにピザはダッチオーブン料理の真骨頂と言えます。しかもコツさえ分かっていれば案外簡単に作れるのも嬉しい。
でも、いくつかのポイントを知らないまま作ってしまうと、面倒なアクシデントが起きてしまうかも。
そんなことにならないように、僕が実際に作って分かった作り方のコツやポイント、失敗しないための注意点をご紹介したいと思います!
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目次
ダッチオーブンでピザ作り|レシピ
まずは材料の分量とレシピを箇条書きでご覧ください。
マルゲリータ 2~3人分
- 強力粉・・・100g
- 薄力粉・・・100g
- 砂糖・・・小さじ1
- 塩・・・3g
- オリーブオイル・・・大さじ1
- ドライイースト・・・3g
- 水・・・100~120cc
- ピザソース・・・大さじ2
- モッツァレラチーズ・・・1パック
- バジル・・・1パック
めっちゃ美味いピザのレシピ
- 強力粉、薄力粉、塩、砂糖をボウルに入れ混ぜる。
- 中央に窪みをつくり、ドライイースト、水の順にいれ切るように混ぜ合わせる。
- 粉がひとかたまりになったらとりだし手でよくこねる。
- ひとかたまりになってきたところでオリーブオイルを入れ、再びこねる。
- 表面がなめらかになったらボウルに戻し、ラップをかけ発酵させる。
- 生地が2倍ほどにふくらんだら発酵完了
- 生地を軽く押しつぶしガスを抜く
- 一枚分に切り分けて丸める
- ナポリ風なら厚めに、ミラノ風なら薄くのばす
- 生地にピザソースを塗り、モッツァレラチーズ、バジルをのせオリーブオイルをまわしかける
- 予熱したダッチオーブンで5分~10分焼く
ダッチオーブンでのピザ焼き、レシピだけご紹介すると上記が全てです。次は、ピザを美味しくつくるためのコツを3つに絞ってご紹介します。
ダッチオーブンでピザを上手に焼くために|3つのコツを紹介
ダッチオーブンでピザを焼くにあたり、コツを3つに絞って紹介いたします。普段使い慣れたキッチンとは勝手が違いますから、いつもとは違う準備が必要です。上手にピザを焼くために、しっかり覚えておいてくださいね!
ダッチオーブンは上火を超高温にする
ピザを石窯で焼く場合、中の温度は最低でも300℃は必要だそうです。この超高温で一気に焼き上げるのが美味しさの理由なんだとか。
一般的な家庭用のオーブンだと250℃くらいが限度だと思います。ここがお店と家庭の差なんでしょうね。
ということで、ダッチオーブンでピザを焼く場合も、これでもか!っていうくらいダッチオーブンを熱する必要があります。特に重要なのが上火。上の熱源が弱いと、いつまで経っても焼きあがりません。
僕が実際にダッチオーブンでピザを焼いた時は大き目の炭を6個、蓋の上に乗せました。
しかしこれでも足りないくらいだった!炭の熾き具合もまだ足りなかったよう。
ということでこれでもかっ!の炭が必要だということです。
こういったオーブン用の温度計があれば、温度が低すぎてなかなか焼けない、ということも避けられそうです。
ダッチオーブンの底上げが必要
僕が普段使用しているのはコールマンの10インチダッチオーブン。
丸鶏のローストやポトフなんかには最適でなんの問題もないのですが、ピザを焼くにはちょっと深すぎるんですよね。
そこで底上げをすることが大切。
今回僕はダッチオーブンの置き型スタンドを中に置き、その上に網を乗せることにしました。
ダッチオーブン用置き型スタンドを・・・
アルミで保護して中にイン!
こうすることで高さをつくり、上火との距離を縮めています。
スタンドが無い場合は底上げ用の網を購入するか、アルミホイルを丸めたボールを4つ作り、中に据え置くやり方でもOKです。
ダッチオーブンの底網を購入する場合、サイズに注意してください。コールマンの10インチダッチオーブンの場合、メーカーからは底上げ網は販売がなく、例えばユニフレームの10インチの場合だとサイズが合わず底に置けないようです。しっかり底部分の直径を測ってから購入するようにしましょう。
ピザが取り出しやすいようにアルミで取っ手を作る
普通のピザ作りだと、ピールという長い柄のついた板を使用します。
このピールがあるから平坦なピザをスムーズに出し入れできるわけですよね。でもダッチオーブンでは使えません。手で取ろうとすれば火傷不可避です。
ダッチオーブンからピザを取り出すときはどうすればいいかというと、アルミで取っ手をつくるわけです。
こちらの画像はピザを乗せる台をアルミホイルで作ったところ。
両脇にアルミホイルが伸びているのが分かりますでしょうか。取り出す時はこの取っ手をつまんで取り出します。左右に振られないように幅を広くしておくのもポイント。また写真のような厚手のアルミホイルを使用すればさらに安心。強度が高いのでつまんでも破れません。
ダッチオーブンでピザを上手に焼くための3つのポイント、しっかり覚えていただけましたか?
ダッチオーブンでピザを上手に焼く3つのポイント
- ダッチオーブンは上火を超高温にする
- ダッチオーブンの底上げが必要
- ピザが取り出しやすいようにアルミで取っ手を作る
次からは僕が実際にダッチオーブンでピザを焼いた時の様子を写真でご紹介します!
実践!ダッチオーブンでピザを焼く!
ここからはピザ生地作成からダッチオーブンで焼くまでの過程を写真付きでご紹介していきます。やってみて感じたことや細かいコツを写真と一緒に説明していきます。最後まで読んでいただければより理解が深まると思います!
ピザ生地は前日に仕込む
上記のレシピで紹介した通り、ピザ生地の材料はこれだけ。
ピザ生地はキャンプの前日に仕込みます。当日の朝だと慌ただしいですからね。一次発酵が完了したら、ピザ生地を冷蔵庫か冷凍庫で寝かせておきます。
強力粉、薄力粉、塩、砂糖をいれさっくり混ぜます。
中央に窪みをつくり、イースト⇒水の順に入れます。分量では水が100~120ccとしました。夏場は100cc、冬の乾燥している時期は120ccを限度に様子を見ながら入れてください。
スプーンでひとかたまりになるまでさっくりと混ぜます。
1つにまとまりました!下に打ち粉をうち、ボウルから生地を取り出します。まずは5分ほど、手でよくこねます。
表面が滑らかになってきたら一度ボウルに戻しオリーブオイルを投入。風味が増したり生地がふっくらする効果があるそうです。オイルが全体になじむまでよくこねます。
さらにこねること5分。まだこねたりないかな?
表面がだいぶ滑らかになりました!なったけど、なんかデコボコしてるのが気になる。まあ、大丈夫でしょう!
こね終わったら発酵させます。
ピザ生地はパン生地と違い、発酵は一度だけ。こちらのコールマンのダッチオーブンでパン作り!初心者でも出来たレシピを画像多めで紹介で紹介しているように、パン作りをしたときは、真夏の昼間だったので屋外にだして発酵させることが出来ましたが、今回は夜。しかもうちの電子レンジ、発酵モードみたいのはないんですよね。ということで、発酵にもダッチオーブンを使用しました!
やり方は簡単。40℃のお湯をはりボウルを入れるだけ。この写真にはありませんが、ボウルにはラップをしてください。蓋をして60分放置します。キャンプ場でダッチオーブンを使い発酵させることも出来ます。炭火や焚き火でごくごく弱火であたため、ダッチオーブンが一肌くらいの温度になったら生地をいれ、温度を保ちながら60分入れておけばOKです。
60分経過しました。なんかでこぼこしてるな。イーストが多いのか、発酵が進みすぎたのか。フィンガーテストしてみると、生地が元に戻らない。ということは、まあ大丈夫でしょう。
フィンガーテストとは?
フィンガーテストとは、発酵したパン生地の中央に、打ち粉を付けた指で穴をあけて発酵状態を確認する方法です。発酵が適正な場合は、指を抜いた跡の穴が若干小さくなりますが、きちんと残っている状態になります。発酵が不足している場合は、指の跡の穴が押し戻ってきて小さくなります。発酵が過ぎている場合は、指を差し込んだとたんに生地全体がしぼんでしまいます。
発酵が終わったピザ生地をボウルから取り出し、ガス抜きのため一旦潰します。
スケッパーや包丁を使い二等分します。お使いのダッチオーブンやスキレットの大きさに合わせて調整してください。10インチのダッチオーブンだと二等分でピッタリでした。
やっぱりデコボコしてるなぁ、大丈夫かこれ!?
不安を感じながらもラップに包み一つは冷蔵庫、もう1つは冷凍庫へ。明日の出番を待ちます。
次の日、キャンプ場へ到着したらまずダッチオーブンの準備から始めます。ピザを焼くにはかなりの高温が必要なので炭を沢山用意しました。
用意しておいた底上げ用のスタンドをセットしておきます。
ダッチオーブンが十分に温まったことを確認してから、生地の準備を始めます。
手で伸ばして丸く薄く、ピザ生地を成形します。
なんか、思ったより上手く伸びないな・・・無理にやると生地が破れそう。麺棒なんて持ってないしな・・・どこかに固い筒状の物体が落ちてないかな~!!
あった!!
こちら、ユニフレームのカトラリーセット。フォーク、スプーン、お箸が四人分セットになっています。割り箸やプラスチックスプーンより経済的でオススメ。
めっちゃちょうどいい。助かった~
ラップを敷いて上からのしていきます。みなさんは麺棒を用意しておいてくださいね!
記事前半で紹介したようにアルミホイルのお皿を作っておきます。ピザ生地を乗せるときはオリーブオイルを底にひくことを忘れずに。
マルゲリータの材料はこんな感じ。ソース、バジル、チーズのシンプルな構成です。ピザソースは自作しても美味しいですよねぇ~
トッピングは、
- 生地の上にオリーブオイルを塗る
- ピザソースをひく
- モッツァレラチーズをのせる
- バジルを乗せる
- オリーブオイルをまわしかける
の順番です。バジルや上にかけるオリーブオイルは焼きあがったあとにトッピングしてもOK。焼きあがってからの方が、それぞれの風味がより強く感じられます。
準備が全て整いました!いよいよダッチオーブンに投入します。高さもいい感じや!
蓋をして10分、焼いていきます。
10分経ちました。蓋をあけてみると・・・
いいねぇーーーー!!
もうちょっと焦げ感があっても良かったかな、ともその場で思いましたが、お腹空いたのでもうこれでOKとしました!ピザ生地がちゃんとふくらんでるし大丈夫だきっと。
アツアツのピザを一口食べてみると、
いや・・・美味すぎっっ
トロっと溶けたチーズと香ばしく焼けたピザ生地が口の中で混ざり合ってたまらん!
バジルはもうちょっと沢山乗っけてもよかったかも。
やっぱり手作りの生地は美味い・・・デコボコが気になるとかなんとか言っていましたが全然問題なしでした。
気になるのはピザソースかなぁ~、やっぱり味がなんというか、スーパーのお惣菜のピザパンみたいな味なんですよね。これはこれで美味しいけど、出来るならソースも手作りした方がより本格的になるだろうな。手軽でいいんだけどね。
とはいえ、ダッチオーブンでピザ作り、初めてでしたが大満足の出来となりました!いろんなバリエーションのピザ作りに挑戦したいと思います!
あまりに美味しかったので、その日の晩にも家で焼いて食べました。
ダッチオーブンでピザ焼き|反省、改善点
ダッチオーブンの上火はもっと強くて良かった
あれだけ上火は強火!と言っておいてなんなんですが、やはり火力が足りていなかった。もっと強くしないと表面がこんがり焼けません。
麺棒は必要
ピザ生地をのすとき、麺棒はあった方がいいです。「手でのばせるっしょ」と思っていましたが大間違い。ましてアウトドアなので道具もないなか、今回はたまたま都合いいものがあったから助かりましたが、なかったらピンチでした。麺棒、あった方がいいです。
ダッチオーブンでピザ焼き|必要な道具
ここからはダッチオーブンでピザ焼きに挑戦する際に必要な道具を紹介していきます。
ダッチオーブンは10インチ、12インチがオススメ。ピザだけでなく色々な料理が作れるのでアウトドアクッキングの楽しみが広がりますよ。
ダッチオーブンスタンド(吊りタイプ)があると火力の調整が楽になります。ピザ焼きのように火力命の場合はあると超便利。
ダッチオーブンの温度管理に。外はカリッ、中はふわっを実現するには温度管理が大切です。
ピザ生地を伸すのに必要な麺棒。絶対あった方がいいと思います。むしろないと出来ない!
ピザ焼きの場合、蓋を超高温にしますね。そんな蓋を外すときにあると助かるのが耐火手袋。
超高温の蓋も持つことが出来ます。あると色々はかどりますよ!
ダッチオーブンでピザ焼きにトライ!
いままでいろいろなダッチオーブン料理に挑戦してきましたが、今回ダッチオーブンで焼いたピザはその中でも1,2を争う美味しさでした。苦労して生地を手作りした分、美味しさもひとしおってなもんです。
マルゲリータ、ビスマルク、ペスカトーレ、マリナーラと、ピザは種類が沢山ありますから、いくらでも楽しめそうです。大勢で作ったら大盛り上がり間違いなしですね!
みなさんもぜひダッチオーブンでピザ作りにトライしてみてください!
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