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夏には渓流や滝の写真を撮りたくなります。今回は山梨県北杜市にある川俣川渓谷と吐竜の滝(どりゅうのたき)を撮影してきました。
山梨県北杜市は、豊かな自然環境に恵まれた地域で、夏は暑すぎず冬はそれほど寒くない穏やかな気候が特徴です。標高が高いため清涼な空気が流れ、夜は美しい星空を眺めることができます。
地理的には南アルプスの麓に位置し、市内には甲斐駒ヶ岳などの山々が広がっています。観光面では、ワインやブドウを中心とした農産物が豊富で、小淵沢ワインが名物。また、美しい風景を楽しむことができる「清里高原」や、夏にはラベンダーが一面に咲き乱れる「ラベンダーパーク北杜」などがあります。
この記事では、川俣川渓谷と吐竜の滝の撮影についてご紹介したいと思います。
吐竜の滝
この日は霧が立ち込め幻想的な雰囲気を写し取ることができました。右側の斜面から流れているのが吐竜の滝です。
吐竜の滝は潜流瀑というタイプの滝です。川の流れによるものではなく、地層の中の地下水が湧き出して落下することにより形成される、珍しいタイプの滝です。
望遠レンズの圧縮効果を活かし間延びしないようにしています。
もう少し滝から離れて撮影しました。
絵になりそうなポイントを探して切り抜いてみました。岩に生える草や苔が綺麗です。
滝のポイントになりそうなところを探して切り取ってみます。流れ落ちる滝の繊細なラインが表現できればと思って撮影しました。
左右対称の構図をイメージして、滝の流れの両脇に植物を配置。配置は左右対称ですが植物そのものは違う種類のもので、表情が豊かになった気がします。
滝を右手に小径を上流に向かって進んでいきます。途中で行き止まりになるのですが、その間にも様々な被写体を見つけることができました。
楓の枝が大きく流れの上に張り出していました。紅葉の時期になったらまた違う表情を見せてくれそうですね。
滝や川の他にもこのような写真も撮影できました。一面を苔に覆われた岩が斜面一杯に転げています。
木の根が大きな岩を掴んでいるように広がっています。広角レンズで近くに寄って撮影しました。
渓流撮影で使用した機材
今回の撮影で使用した機材は以下の通りです。
カメラ:canon 5d markⅢ
ズームレンズ:Canon EF 70-200mm F4L USM
広角レンズ:Canon EF16-35mm F4L IS USM
三脚、レリーズ、PLフィルター、NDフィルター、ハーフNDフィルター
特に、
三脚、レリーズ、PLフィルター、NDフィルター
この四点セットはマストアイテムだと思います。
三脚は川の流れの中に立てても安定が保たれるくらい頑丈なものを使用するのがオススメ。
川の中に三脚を立てられるとそれだけ撮影するアングルの選択肢が増えることに繋がります。
レリーズもあった方がよいかと思います。水の流れを撮影するとき、長めのシャッタースピードを選ぶことが多々あります。
そういうときに三脚を使用しているとはいえ、手でシャッターを押すとブレの原因になります。手間ではありますが惜しまずレリーズを使用することをおすすめします。
フィルターも重要ですよね。日中の渓流撮影でも、やはりNDフィルターがあると幅が広がります。
また、手前と奥で露出差がある場面ではハーフNDフィルターを使用しました。
吐竜の滝へのアクセス、駐車場について
住所 | 〒409-1501 山梨県北杜市大泉町西井出 |
WEBサイト | https://www.hokuto-kanko.jp/guide/doryu-no-taki_waterfall-kawamata-valley |
まとめ
吐竜の滝での撮影についてご紹介しました。
滝そのものがとても美しく、霧が発生したこともありとても充実した時間を過ごすことが出来たと思います。
今回はすこし早かったようですが、7月~8月の頃にいけばオタカラコウという黄色い花が咲き、また違った景色を楽しむことが出来るそう。
紅葉も期待できそうですし、また訪れてみたいと思いました。