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冬の時期、氷点下の環境で樹木などに付着した白や半透明の氷を霧氷と言います。
霧氷は日本各地で見ることの出来る現象です。今回僕が訪れたのは北海道更別村。
日本中からカメラ愛好家が集まる人気スポットで、中には60年以上通っている地元の方もいるのだとか。
はっきりと大きな霧氷を見ることは出来ませんでしたが、厳しい寒さのなか、凛とした空気を感じながら撮影を楽しむことが出来ました。
冬の時期に北海道を訪れるのは初めてだったので服装や防寒具もかなり迷いました。
慣れない人目線で防寒対策についても感想をお伝えしたいと思います。
北海道更別村での霧氷撮影の様子をご紹介します。
北海道更別村の霧氷スポットまでの行き方
更別村には車で向かいました。帯広駅付近のホテルを朝の4時半頃に出発、大体6時前に到着しました。
到着時の気温はマイナス10°でした。東京から来ている身としてはかなり寒く感じましたが、地元の人からするとまだまだ温かい方だそうです。
撮影地に向かうときは道の駅さらべつを目安にすると分かりやすいと思います。
トイレや自販機もあるので休憩にもピッタリでした。
霧氷の撮影スポットは道の駅から車で5分程度のところにあります。
霧氷を撮影
日が昇る前から撮影を始めました。
木々の枝や幹に白い氷が付着しています。
どれくらい朝焼けの空を入れるか、バランスをよく確認しながら撮影しました。
日が昇ってきました。露出差を抑えるためハーフNDフィルターを使用します。
ハーフNDフィルターは、フィルターが上下で分割されていて、片側にND加工が施されているフィルターです。朝焼けや夕焼けのように、画面上部が明るく、下部が暗い場合にピッタリです。
霧氷が付着した白樺の木を超望遠レンズで切り抜きます。
このとき使用したレンズは「TAMRON(タムロン) SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2」でした。
最大600mmの焦点距離はこのようにぐっと被写体を引き寄せることができ、迫力のあるイメージを撮影できます。
このレンズはカメラ、レンズのサブスクサービス「GOOPASS」でレンタルしました。
色々な機材を試すのに最適なサービスでオススメです。
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こちらの写真も焦点距離600mmで撮影しています。立ち並ぶ樹々が圧縮されて写り、すかすかしていません。
手前は畑でしょうか。雪が一面を覆っています。ほんのりと朝日の色を受けているようです。
枯草が雪から少し頭をのぞかせていました。茎と影の形が面白いですね。
更別村から十勝牧場へ 馬追い運動を撮る
更別村を後にし、十勝牧場へ向かいます。目的は道産子、馬追い運動なるものを撮影するためです。
この馬追い運動については予定になかったのですが、前夜に訪れたアイヌ料理を提供する居酒屋の女将さんから教えていただき、興味がわいたので向かうことにしました。こういう出会いは旅の醍醐味ですね。
しかし残念ながら到着が間に合わず、馬追い運動をみることがほとんど出来ませんでした。
動物写真を撮るときも、600mmの超望遠だとしっかり寄って撮ることが出来ます。
道路を走っていると野生の鹿やキツネにも遭遇しました。
野生動物を撮ることは不慣れでただ撮っただけですが、とっても可愛いですね。
撮影時は最大限の防寒を
言わずもがなですが、真冬の北海道はとてつもなく寒いです。
僕が今回の撮影時に着ていた服は以下の通り。
- 目出帽子
- ダウンジャケット
- フリース
- ロンT
- ヒートテック×2
- ダウンパンツ
- タイツ
- 登山用極厚靴下
- ブーツ
- 靴下に貼るホッカイロ
- 極厚手袋
このくらいの防寒で、朝6時頃からの撮影では快適に過ごせました。
ただ、これだけ着込んでも暑く感じることはなかったので、やはりこれくらいの防寒具は必要なのだと思います。
ダウンジャケットとダウンパンツに関しては今回の撮影旅行のために1泊2日でレンタルしました。
僕の住んでいる地域ではなかなか着る機会がないため、短期間のみ使用するには大変重宝します。
例えばこちらの「登山道具のレンタルなら【やまどうぐレンタル屋】」などでもレンタルすることが可能です。
まとめ
北海道更別村での霧氷の撮影についてご紹介しました。
やはり自然が厳しいところはそれだけ美しい光景を見ることが出来ます。
撮影も楽しいですが、目の前に広がる白銀の世界に身を置くだけでもかなり満足でした。
みなさんも冬の北海道を訪れる際はぜひ霧氷の撮影をしてみてはいかがでしょうか。