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栃木県那須町から南会津を巡る紅葉撮影に出かけました。
那須、塩原、日光、南会津のあたりは昔から紅葉の名所で、見どころが沢山あります。
撮影地選びには丹地敏明氏の「美しい日本 四季の名景」というエリアガイドを参考にしました。こういった撮影地ガイドが手元にあると大変便利ですね。
2023年10月の下旬に訪れましたが、紅葉は7,8割程度といったところでした。
紅葉撮影を楽しむことができましたので、撮影地と写真をご紹介します。
塩原市鹿股川の上から
鹿股川の上を通る大きな橋がありまして、両側に歩道があります。
歩道を塞がないよう注意しながら橋の上から撮影しました。
葉が濡れていたりした方が、葉の色がもっとよく出たかもしれません。
竜化の滝
国道400号を東方向に進むと、左手に竜化の滝への入り口があります。
入り口には駐車場、トイレ、自販機もありますから気軽に利用できそう。
竜化の滝までは歩いて15分程度の遊歩道が整備されています。
この辺りは紅葉はそれほど見られなそうな雰囲気でした。
竜化の滝は三段に落ちる滝で塩原を代表する美しい滝です。
竜化の滝の手前には風挙の滝という別の滝もあります。
高さはないですが、滝つぼが広く、美しい姿を見せてくれます。
向こう側の山に日が当たり、こちらの水面に反射していました。
スローシャッターで水面を滑らかに写しました。
南会津へ
「四季の名景」を頼りに、南会津方面に向かいます。
到着したのは福島県南会津郡。合併前は舘岩村だったあたりでしょうか。
この辺りも以前から写真家に人気のあったエリアのようで、竹内敏信氏が旧舘岩村で撮影した作品が「竹内敏信 風景写真名作誕生秘話」に紹介されています。
まだ紅葉のピークには早かったようですが、ところどころで美しい紅葉を撮影することができました。
藪道に入ると、足元に素敵な景色が。スギゴケが生えていました。
なるべく密度が高くなるところを切り抜き。同じパターンが繰り返されるデザイン的な面白さを狙いました。
こちらはキノコ。夫婦のような、親子のような、人間のように寄り添う姿が面白いです。
周りのキノコに祝福されている、まるで結婚式みたいですね。
まとめ
紅葉の真っ盛りには少し早かったようですが、十分楽しめました。
このとき意識していたのは、被写体をしっかりと意識してなにをどう撮るのかはっきり認識すること、だったように記憶しています。
振り返ってみると出来ているような、そうでもないような。。。
今回参考にした丹地敏明氏の「美しい日本 四季の名景」はこちらです。
作例と詳細は撮影地、撮影のヒントが盛沢山で、いつも参考にさせて頂いています。