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日光三名瀑のひとつに数えられている霧降の滝。上下二段に分かれているのが特徴で、上段は25メートル、下段が26メートル、高さは75メートルあります。
霧降の滝の駐車場から徒歩5分程度のところに観瀑台が設置されていて、そこに三脚を立てて撮影することができます。
私が訪れた日は早朝から小雨が降っていて、紅葉した葉の色がより鮮やかに映えていました。
この記事では霧降の滝で撮影した写真と撮り方、霧降の滝の駐車場や観瀑台について紹介します。紅葉の時期にオススメの写真スポットなのでぜひ参考にしてください。
| 撮影日 | 2025年11月3日(月) |
霧降の滝 観瀑台から広角で写す
小雨がちらつく朝の6時頃。霧降の滝駐車場から歩いて5分程で観瀑台に到着しました。

観瀑台からの眺めに思わず息を呑みました。視界いっぱいに広がる、鮮やかな紅葉が本当に美しく、来て良かったと感じました。

このスケール感を写し取るため全体を広角レンズで切り取ります。滝が垂直になるように角度に気をつけつつ、滝の流れを滑らかに写すため長めのシャッタースピードにします。三脚を使いカメラをしっかり固定しましょう。
紅葉のした葉の鮮やかな色を引き出すためPLフィルターを装着しています。

左手前に茂っていた葉を前景に取り入れました。画面右に向かっていく奥行感が強調されました。
望遠で切り取る
霧降の滝を見守るように立つ木がとてもきれいな姿をしていること気が付きました。レンズを付け替え望遠で狙ってみます。

上段の滝を写します。滝の側に生える木は滝を見守るようでもあり、特等席で眺めているようにも見えます。
ひときわ目立つ2本の木が画面に対して対角線上に配置されるようバランスを整えました。こうすることで画面に動きが出たように思います。特に今回のように被写体が平面的で奥行感がないときは被写体同士の位置関係で画面に動きをだし、単調にならないように心がけています。
また、画面全体が窮屈にならないよう上部に余裕を持たせています。

滝の側の木を強調したくて横位置にしてみました。縦位置と横位置の両方から狙ってみることでバリエーションを増やすようにしています。最初は横で撮っていましたが、後から撮った縦位置の方がしっくりきました。

滝以外のところに目を向けてみます。岸壁に木々が身を寄せ合うように根を張っています。紅葉の美しさと厳しい自然で逞しく生きる強さを感じます。画面の四隅に気を払いつつ丁寧にフレーミングします。
霧降の滝 駐車場と観瀑台へのアクセス
- 所在地: 栃木県日光市所野
- アクセス:
- 車の場合:日光ICから約20分。無料駐車場(約30台)があります。
- バスの場合:JR・東武日光駅から「霧降高原」行きバスで約10分、「霧降の滝」バス停下車。
- 観瀑台:
- 駐車場から観瀑台までは、遊歩道を歩いて約5分程度です。
- 観瀑台はコンクリートで整備されており、三脚を立てるスペースも十分にあります。

おわりに
日光霧降の滝は昔から紅葉の名所として名高いだけあって、期待以上に美しい景色を楽しむことができました。豪快に流れ落ちる滝や厳しい岩肌、渓谷を埋め尽くす紅葉と、いくらでも撮影していたくなる、とても魅力的な場所だと思います。皆さんもぜひ訪れてみてください。