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OM-5 Mark2実写レビュー!気になる機能やバッテリー性能を作例と共に紹介

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OMデジタルソリューションズ様よりOM-5 Mark IIと14-150mm Ⅱをお借りする機会をいただきました。

OM-5 Mark IIと言えば軽くて小さく、堅牢なつくりが特徴のミレーレス一眼。マイクロフォーサーズという規格に準拠したセンサーを搭載しています。

初代OM-5と比較して、画像処理エンジンなどに大きな変更はありませんが、コンピュテーショナルボタンの搭載や連射性能の向上などいくつかの進化が見られます。

私は普段、風景写真・ネイチャーフォトをメインに撮影しています。被写体を求めて山、海、川を数時間歩くことも。そんな私からすると機材の重さ、大きさはとても気になるところ。

この記事ではOM-5 Mark IIを実際に使ってみた感想を作成を交えつつご紹介します。

OM-5 Mark2実機レビュー|軽い、小さい、かっこいい

OM-5 Mark2

箱から出したOM-5 Mark2を手に取ったとき、最初に感じたことは「軽い、小さい、かっこいい」でした。

左: Canon EOS R5 Mark2 右:OM SYSTEM OM-5 Mark2

R5 Mark2も初めて手にしたときは、その前に使っていた5D Mark3と比べて小さいなと感じたものでした。しかし今回のOM-5 Mark2はさらに一回り小さい。

グリップしやすいボディ

それでいて手にはしっかりとフィットします。前モデルであるOM-5よりも3mm深くなったグリップのおかげでしょう。

この手にフィットする、という感覚はとても大切です。風景写真の分野では、山や海、川など屋外での撮影がほとんど。ボディやレンズを落とした場合、破損・紛失してしまう可能性がある状況において、しっかりと握っていられることは重要です。

OM-5 Mark2

ボタンの大きさ

これだけ小さいと操作ボタンが押しづらいのかな、と思いましたが、そんなことはありませんでした。

ボタンひとつひとつが大きいように感じます。

CPボタン

OM SYSTEMの大きな特徴といえばコンピューテショナルフォトグラフィ機能です。ハイレゾ撮影やライブNDなど撮影を強力にサポートする機能として高い評価を獲得しています。

そんなコンピューテショナルフォトグラフィ機能を一発で呼び出せるのがCPボタン。シャッターの横に配置してあり、即座に操作することが可能です。

OM-5 Mark2

使いやすいメニューパネル

従来機からメニュー画面が大きく変更されました。以前は縦にメニューが配置されていましたがOM-5 Mark IIでは横にタブが並んでいます。個人的にはキャノンのメニュー画面と似ていてわかりやすかったです。

タブはフロントダイヤル、ページの切り替えはリアダイヤルを操作します。二つのボタンを使い分けることで素早く操作することができます。

USB-Cで充電・給電ができる

OM-5 Mark2はUSB-Cの端子が備わっています。そのためモバイルバッテリーから給電・充電が可能です。

泊りがけで撮影にいくときなど、バッテリー切れが心配になりますよね。僕はいつもネットカフェやマクドナルドのコンセントを利用して充電していました。

そんなとき、OM-5 Mark2ならモバイルバッテリーで充電ができるので便利ですね。

強力な手ブレ補正

手ブレ補正は最大6.5段分。上位機の8.5段には及びませんが、街歩きや旅先での手持ち撮影には十分すぎる性能です。望遠時もファインダー像がピタッと安定し、三脚なしでも自由度の高い撮影を軽快に楽しめます。

通常、水の流れを軌跡にして撮影する場合は三脚を使用します。

しかしOM-5 Mark2であれば手持ちでも十分撮影することができます。

水の落ち込みを手持ちで撮影しました。シャッタースピードは2.5秒。本来的には三脚を使用すべき場面ですが、OM-5 Mark2であれば手持ちでも問題なく撮影できてしまいました。

アスペクト比を縦に変更できる

OM-5 Mark IIではアスペクト比を縦に変更することができます。私が普段使用しているcanon R5 Mark2でもアスペクト比は変えられますが、すべて横。そのため縦構図にしたいときはカメラそのものを縦に構える必要があります。

OM-5 Mark IIではカメラ内の設定で縦にできるので、カメラの向きはそのままで構図の向きを変更することができます。

OM-5 Mark2 実践レビュー

ここからはOM-5 Mark2と14-150mm Ⅱで実際に撮影した写真の作例とともに、使用感や機能をご紹介します。

低温下でもしっかり動く

2月の上旬、群馬県の赤城山を訪れました。

赤城山の大沼はアイスバブルが現れることでも知られています。

この日は最低気温マイナス10度ととても寒い日でした。

こんな寒い日だとカメラがしっかり機能するか少し不安がありましたが、さすがアウトドアを念頭において開発されたカメラだけあってなんの問題もなく動作してくれました。

赤城山の大沼ではワカサギ釣りができます。この寒いなかたくさんの人が氷に穴をあけワカサギ釣りを楽しんでいました。

アイスバブルを撮影しました。14-150mm Ⅱであればかなり近くまで被写体に寄ることができます。

放射状の氷もしっかりと描写してくれました。

風が雪に軌跡を描いていました。このような繊細な景色もシャープに写しとれます。

14mm(24mm相当)側で撮影しました。

模様が印象的な部分を切り取ります。こちらは150mm(300mm)で撮影。

1本のレンズで広角から望遠までカバーできるのはレンズ交換の手間がなくシャッターチャンスを逃しません。

小滝の氷瀑。氷柱の一本一本をシャープに写し出してくれました。

こちらは赤城山から離れ桐生市の渓流にて氷と川の流れを撮影した写真です。氷に光が入っていることからわかるように日中の明るい時間帯に撮影したもの。ライブNDを使用しています。フィルターなしで撮影できるのは本当に便利ですね。

ライブNDで波を描く 伊豆 城ケ崎海岸

静岡県伊東市の城ケ崎海岸を訪れました。城ケ崎海岸は、4000年前に大室山が噴火した時に流れ出した溶岩によってできたそう。美しい柱状節理を撮影することができます。

夜明け前、長秒露光で撮影しました。波が白く泡立つように写し出されています。

先ほどの写真よりもシャッタースピードを速くし波の軌跡を写しました。このようなバリエーション違いの撮影もフィルター交換なしで対応することができるため一瞬のチャンスを逃しません。

日が昇ってきました。岩礁全体が黄色く染まっていきます。ライブNDの最大16段を使用しました。これだけ明るくなってもまだフィルターなしで撮影できます。

氷柱のライトアップ

秩父には有名な3大氷柱があります。

こちらは三十槌の氷柱。キャンプ場内の岸壁に大きな氷柱が聳え立っています。

夜はライトアップされ幻想的な雰囲気を楽しむことができます。

このとき周辺は真っ暗でした。暗い場所での撮影だとノイズが気になるところですが、三脚を使用することでシャッタースピードを遅くしISOを低く設定することで回避しています。

氷柱の上にオリオン座が見えました。せっかくなので星の撮影にもチャレンジしてみます。

OM-5 Mark2には星空AFというとても便利な機能があります。星空AFは星に自動でピントを合わせてくれる優れもの。今回もその機能を活用し難なく星にピントを合わせることができました。

ほかにもライブコンポジット機能やナイトビューといった強力な機能が備わっています。

アートフィルターで多彩な表現を楽しむ

OM機にはアートフィルターという機能が備わっています。カメラそのものにエフェクト機能が備わっているため、プレビューしながら効果を確認することができるのが便利ですね。

ここでは何種類か試してみたのでご紹介します。

ファンタジックフォーカス

柔らかい質感になるファンタジックフォーカスを適用しました。春らしい、暖かみと柔らかい光を表現しました。

トイフォト

トイカメラやオールドレンズで撮影したような仕上がりになるトイフォト。画面の四隅が暗くなる周辺減光の効果がはっきりと出ています。

OM-5 Mark IIの残念なところ

最後に残念だと感じたところもお伝えします。

バッテリー持ちが良くない

まずバッテリー持ちが良くない点。OM-5 Mark IIにはBLS-50という小型バッテリーが採用されています。小型な分容量が少ない。そのため長時間撮影を続けることは難しくなっています。特に低温下ではあっという間に残量がなくなってしまう印象でした。

予備を持つ、モバイルバッテリー給電を活用するなど工夫が必要です。

AI被写体認識AFがない

自然風景やネイチャーフォトを撮影するときに、野鳥も撮りたいといったことも多いと思います。そんなとき強力な機能なのがAI被写体認識AF。上位機種のOM-1には搭載されていますがOM-5 Mark2には未搭載。

野鳥を撮影するときポイントになるのはピント位置、すなわち鳥の目にピントが合っているか、というのがあります。そんなときAI被写体認識AFがあればかなり強力なサポートになりますがOM-5 Mark IIにはない。例えば白鳥の流し撮りをするときなどはかなり難易度が上がってしまうと感じました。

まとめ

実際にOM-5 Mark IIを使用してみて、本当にバランスのとれたいいカメラだと率直に感じました。軽くコンパクトであるということがここまで撮影体験を快適にするとは驚きです。カメラ一台、レンズ一本でここまでやり切れる、というのは新鮮な感覚でした。

今回は主に風景写真をメインにご紹介しましたが、日常のスナップ撮影や旅行のお供など幅広いジャンルで活躍できる機体だと思います。

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youhei

◆写真歴8年の週末フォトグラファー
◆キャンプ歴12年のアウトドア好き
風景写真やネイチャーフォトを撮影しています。
日本各地の撮影地情報や使用したカメラのレビューを発信します。

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